Design Principles

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このページは、idk-lamp をどう実装するかを説明するものではありません。
idk-lamp を設計するとき、
どこで判断を止めるかを、どう考えるか。
そのための視点を置いています。

01. Boundary

境界とは、
「できる/できない」を分ける線ではありません。

それは、
この判断の結果を、誰が引き受けるのか
を切り分ける位置です。

AIは、多くの判断を実行できます。
しかし、その結果を
引き受ける主体にはなりません。

判断が進むにつれて、
責任はどこかに向かって移動します。
idk-lamp が扱う境界は、
その 責任の行き先が切り替わる位置 です。

02. Decision Hold

判断保留は、
判断を放棄することではありません。

それは、
判断を、まだ引き受けられない状態として明示すること
です。

判断は未確定のまま残ります。
処理が失敗したわけではありません。
自動的に次へ進むこともありません。

判断保留は、
「止める」という動作ではなく、
状態としての設計です。
この状態が成立したとき、
idk-lamp は点灯します。

03. Gate

ゲートは、
判断を止める装置ではありません。
また、
通過条件を満たしたかどうかを
評価するチェックリストでもありません。

ゲートが確認するのは、
この判断を、どこまで進めてよいか
という一点だけです。

通過したからといって、
自動実行されるわけではありません。
通過できなかったこと自体が、
重要な情報になります。

ゲートは、
判断の正しさを評価しません。
判断を 誰に預けるかを誤らないための仕組み
として置かれます。

idk-lamp は、
判断を止めるための設計ではありません。
判断を、
正しく引き受けられる場所に戻すための設計です。